当社の考え
2025/09/19
なぜZ世代は「ストーリー」に共感するのか?廃棄繊維から生まれるRebornfiberがオフィス・店舗デザインにもたらす価値
「なぜ、今までのデザインでは彼らに響かないのか?」
オフィス移転や店舗開発の現場で、こうした問いに直面するデザイナーやプロジェクト担当者が増えています。その背景にあるのは、消費と労働の主役となりつつある「Z世代(ゼット世代)」独自の価値観です。
彼らは、単なる見栄えの良さや機能性だけでは動きません。重視するのは、その空間やプロダクトの背後にある「ストーリー」と「誠実さ」です。幼少期から環境教育を受け、SNSで情報の透明性を精査してきた彼らにとって、サステナビリティはもはや選択肢ではなく、前提条件(マナー)となっています。
本記事では、Z世代がなぜこれほどまでに環境問題や企業の姿勢に敏感なのか、その思考プロセスを深く掘り下げます。さらに、単なるリサイクル素材を超え、自社の廃棄繊維を価値ある資材へと転換させる「Rebornfiber(リボーンファイバー)」が、これからの空間デザインにどのような「選ばれるストーリー」をもたらすのかを詳しく解説します。
Z世代が「環境問題」を自分事として捉える背景―教育とデジタルが育んだ価値観
Z世代(1990年代後半~2010年頃生まれ)は「デジタルネイティブ」とも呼ばれ、生まれたときからインターネットやスマートフォンのある世界で育ってきました。彼らにとって、情報とは“探す”ものではなく、“流れてくる”ものであり、SNSや動画を通じて世界のリアルタイムな出来事と常に接しています。
そんなZ世代が他の世代と決定的に異なる点は、彼らにとって「サステナビリティ(持続可能性)」が後付けの知識ではなく、義務教育課程における常識であることです。
2000年代初頭からの環境教育の強化、そして2015年に採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の浸透により、彼らは「環境に配慮しないことは、自分たちの未来を奪うことである」という感覚を肌で感じて育ちました。
また、デジタルネイティブである彼らは、SNSを通じて世界中の気候変動の現状や、企業の不祥事にリアルタイムで触れています。彼らにとって環境問題は遠い国の話ではなく、「今日選ぶ服」や「明日働くオフィス」の延長線上にある、極めて個人的な問題なのです。
表面的なエコは見抜かれる?Z世代が空間デザインに求める「誠実なストーリー」
Z世代の消費行動や価値観を象徴するキーワードの一つに「誠実さ(オーセンティシティ)」があります。彼らは、企業の表面的なイメージアップのための「見せかけのエコ」――いわゆるグリーンウォッシュに対して非常に鋭い感覚を持っています。
空間デザインの分野においても、単に「木目調だから落ち着く」「緑があるからエコに見える」といった視覚的な演出だけでは、彼らの共感を得ることは難しくなっています。
・この壁材は、どこから来たのか?
・この什器は、使い終わった後にどうなるのか?
・その素材を選ぶことで、社会にどんなプラスがあるのか?
デザイナーや担当者には、こうした「素材の背景にあるストーリー」に透明性を持って語る責任が求められています。
なぜ今、オフィスや店舗に「繊維リサイクル素材」が必要なのか
現在、環境負荷が特に高い産業として「ファッション・繊維業界」が注目されています。世界中で年間数千万トンもの衣類が廃棄され、その多くが焼却・埋め立てられている事実は、Z世代にとっても関心の高いトピックです。
オフィスや店舗の内装において、これまでは木材やプラスチック、金属が主役でした。しかし、廃棄繊維をアップサイクルした「繊維リサイクルボード」を導入することは、「衣類ロス」という巨大な社会課題の解決に直接寄与するという明確なメッセージになります。
特に、吸音性に優れた繊維ボードは、オープンなミーティングスペースが増えている現代のオフィス環境において、機能性と社会貢献を両立させる「次世代のスタンダード素材」となりつつあります。
自社の廃棄物を「資産」に変える。Rebornfiberが実現する唯一無二のストーリー
数あるリサイクル素材の中でも、株式会社GREENFLAGが提供する「Rebornfiber®(リボーンファイバー)ボード」には、他にはない圧倒的な強みがあります。それは、「お客様自身の廃棄繊維」を原料として、スモールスタートからでも独自の素材を製造できるという点です。
他社では一度に数百キロ~必要となるオリジナル原料の繊維リサイクルボードですが、GREEN FLAGでは『とにかくまずは始めること』をモットーに、最小60kgの古繊維から、お客様のオリジナル原料のRebornfiber®を製造できる仕組みづくりを実現しています。60kgとは、120サイズの段ボールに換算すれば3~5箱程度で達成可能なボリュームです。
例えば、以下のような活用が可能です。
アパレルブランド: 自社のデッドストックや裁断くずを、新店舗の什器やフィッティングルームの壁材へ
企業オフィス: モデルチェンジで不要になった旧ユニフォームを、社員食堂の吸音パネルやデスクのパーティションへ。
「どこかの誰かが出したゴミ」ではなく、「自社が生み出したもの」を「自社の空間」で再活用する。 この究極の循環(サーキュラーエコノミー)は、空間を訪れるZ世代や従業員に対し、どんな広告よりも強く、誠実な企業の姿勢を伝えます。
まとめ:Z世代に選ばれる空間づくりは、素材選びの「プロセス」から始まる
これからの空間づくりは、「完成図」の美しさだけで評価される時代ではありません。どのようなプロセスで、どのような素材を選んだのか。その一歩踏み込んだ選択が、Z世代をはじめとするこれからの消費者に選ばれるブランド・企業への近道となります。
廃棄繊維を、企業の誇りへと変える。
GREEN FLAGのRebornfiber®は、ストーリーを纏った空間づくりを支援します。




