Product sales
Rebornfiber®ボードの販売

再生繊維フェルト
(Rebornfiber®)とは?
再生繊維フェルトシート・再生繊維フェルトボードとは
再生繊維フェルト(Rebornfiber®)ボードおよびシートは、不用になった繊維廃棄物や古着や売れ残りの衣料品を主原料とした、接着剤不使用・繊維100%の「新しい素材」です。活用用途に合わせて"厚み"と"硬さ"の調整が可能で、原料によって唯一無二の表情が生まれるこの素材は、ファブリック製品から建築資材まで、アイデア次第であらゆる材料の代替を担うことができます。




岡山県の製造工場では、周辺地域から排出されるデニム端材を多く使用しているため、規格ボードは青みがかった風合いが特徴です。再生繊維フェルト(Rebornfiber®)ボード・シートの風合いは原料となる繊維の色に影響されるため、お客様が回収した繊維製品を原料とする場合は独自の風合いが誕生し、唯一無二の素材を活用したお取組みが可能となります。
Business support
サステナビリティプロジェクトの支援
社会と事業の持続可能性に向き合うお客様を、資源循環
の仕組みづくりでサポートします
企業活動を行う上で切り離すことができない課題となっている持続可能性の追求。GREEN FLAGではお客様がサステナブルな事業展開を行うにあたり必要となる消費行動に関わるあらゆる課題と向き合い、調達の見直しや、資源循環の仕組みづくりをお手伝いをいたします。

繊維資源の循環
お客様の手元にある繊維廃棄物をお預かりしてオリジナル原料のRebronfiber®を製造し、お客様の企業活動のお役に立つ新たな価値を付加してお手元にお戻しします。不用になった古着はもちろん、作業服、ユニフォーム、制服、衣装、リネン、のぼり、製造端材など、繊維の内容にこだわらず最低60kgの原料からオリジナル繊維ボードのご相談が可能です。これまで廃棄するしかなかった繊維製品をお客様の企業活動にとってプラスとなる循環資源へとアップサイクルするためのサポートをいたします。

原材料
製造過程のハギレ、売れ残り品、古着、作業着、ユニフォームなど廃棄予定の繊維材が原材料です。化学繊維、天然繊維、混紡繊維関係なくお預かりします。

分解・素材分別
ボタンやファスナーなどの金具を外し、機械へ投入する前さばきを実施します。(B型賞障がい者就労施設に委託)

製品化(2次加工)
ご希望に合わせた二次加工を行い製品としてお戻しします。不要になった製品が回収可能な場合は再度原料として循環できます。


粉砕・裁断
衣類を裁断機に入れ、細かくカットしながら反毛します。単一の素材だけでなく混紡の衣類も対応可能です。

シート形成
フェルトに含まれる融着繊維を熱プレスで溶かし繊維同士を接着して硬いボードにします。

フェルト化
反毛した繊維同士を絡めながら積層させ、柔らかいフェルトを製造します。
わたしたちの事業にとってのお客様はアパレル業界の企業様だけではありません。わたしたちは「大気」と「土」に係る企業や法人の皆様、また持続可能な社会のための取り組みを推進したいと考えるすべての企業、地方自治体、NPO法人、学校法人等の皆様と考えています。
繊維廃棄物による環境汚染の改善は、私たちの生活に欠かせない衣食住の一部として、誰しも向き合う必要がある早急の解決課題です。これでまで捨てるしか方法が無かった廃棄繊維をマテリアルリサイクルで新たな素材へ生まれ変わらせ、お客様の事業成長やイメージのアップにつながる価値ある製品へとアウトプットするところまでをワンストップでお手伝いさせていただきます。
製造フロー内におけるリサイクル率の実例紹介
お客様から支給いただいた廃棄繊維が60kgの場合、ファスナーやボタンなどの取り外しによってはじかれる部位の重量が全体のおよそ3割程度(約18kg)、その後反毛作業とエアレイドの工程を経てボード化できる原料は、お預かりした総量のおよそ7割(約42kg)となります。Rebornfiber®は厚みによって1枚あたりに使用する繊維の量が異なりますので、ご希望するボードの厚みごとに製造可能な枚数は変動します。


化学繊維・天然繊維・混紡繊維関わらず原料にすることで実現した高リサイクル率

再生繊維フェルト(Rebornfiber®)のリサイクル率
一般的に知られている繊維to繊維のケミカルリサイクルでは、混紡繊維*の衣類は投入することが難しく、大抵の場合は回収後の選別段階でリユース対象となるか、やむを得ず焼却処分の対象となります。Rebornfiber®の製造技術では混紡繊維も問題なくリサイクルができるため、回収した衣類全体の70%以上は原料にすることが可能です。また今後工場での反毛機能の能力アップを図ることによって、最大のリサイクル率は86%を見込んでいます。
※「混紡繊維」とは、ポリエステル×ウールなどの異なる種類の繊維を掛け合わせて織り成す生地を差します。
※図の「一般的な繊維廃棄物のリサイクル率」とは、綿・絹・羊毛・化繊など混合した状態の衣料品廃棄物をリサイクル素材として再生する場合の一般的なリサイクル率となります。
循環を実現する仕組みについて
循環の仕組み①
水平リサイクル(アップサイクル)

わたしたちが目指しているものは、いずれは廃棄が前提のカスケードリサイクルではありません。使用済み・不用品となった繊維製品から新たな新素材を作ることにより、新たな製品や資材として生まれ変わる水平リサイクル(アップサイクル)です。
「カスケードリサイクル」とは、元の製品の品質の低下、劣化させながらリサイクルしていくことを言います。これまでのリサイクルはカスケードリサイクルが一般的でした。どうしてもリニアエコノミーの範囲内であり、環境への負荷は大きくなってしまいます。






わたしたちは、Rebornfiber®の製造技術を用いて、使用済みや不用品となった繊維製品を新たな新素材としてアップサイクルすることで、サーキュラーエコノミーの実現を目指して取り組んでいます。
循環の仕組み②
社会福祉支援

お客様からお預かりした廃棄衣料品は、岡山県内のB型障がい者就労施設との連携を行い、機械投入前に必要な分解作業(前さばき)を委託しています。資源の循環だけにとどまらず、社会の循環にも貢献していくことこそサーキュラーエコノミープロジェクトの理想の姿であると考えます。


作業委託先である社会福祉法人アストラ会様では、衣類の分解作業以外にも製品の組み立て作業などの内職作業にも対応できる体制が整っているため、再生繊維フェルト材を使用した製品化フェーズ(2次加工)においても作業委託のご相談が可能です。
サステナビリティ軸で考える調達物の見直し
GREEN FLAGでは繊維廃棄の問題だけに限らず、持続可能な企業活動のための取り組みとして資材や購買物の見直しを行う企業・団体の支援も行っています。創業メンバーが長年培ってきた包装資材、アッセンブリ、ノベルティ雑貨品のOEM領域において、お客様の課題となっている消費材調達の見直しをお手伝いいたします。環境配慮素材への切り替えやコストの削減などお気軽にご相談ください。

服飾品の部材・店頭資材




小物・雑貨・ノベルティ






家具、什器、断熱性・吸音性を活かした
土木建築用資材





