コラム
2025/07/16
NEW 担当者必見!ユニフォームをリサイクルしてノベルティ用コースターをつくりませんか?
店舗や営業所をお持ちの企業様にとって、従業員が日々使用するユニフォームは業務に必要不可欠な存在ですが、不用になった際の処理に悩まされるという声をよく耳にします。これまでは廃棄処理をしていたものの、そろそろ廃棄ではない他の方法を検討したいと考えているご担当者も多いのではないでしょうか。
GREEN FLAGではお客様のユニフォームを”原料”にした再生繊維ボードの制作から、繊維ボードをつかった新たな価値あるものづくりを行うことで、企業の皆さまの新しいチャレンジをサポートしています。
今回は、自社の廃棄物を減らすための新しい挑戦をしたいと考える企業の皆さまに向けた、取組みの第一歩としてピッタリなリサイクルプランをご紹介します。
このような取り組みによるアプローチは、廃棄物処理の改善ということだけにとどまらず、企業のブランディングにも寄与します。
資源を無駄にしない、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。
●はじめから全てを変える必要はない
●リサイクルの一歩目をサポートするGREEN FLAG
●オリジナル原料でつくるノベルティコースター
●お取組みの費用について
●GREEN FLAGのユニフォーム再材料化サービス
ユニフォーム リサイクルの重要性

企業にとって、不用なユニフォームを廃棄する以外の道を探ることは、環境保護と社会貢献の観点で非常に重要な取り組みとなります。
環境への影響を考える
まずユニフォームが廃棄されることによる環境への影響を考えてみましょう。未だ多くの企業では、使用済みのユニフォームはゴミとして処分されています。各社が従業員の快適を追求して機能性を高めたユニフォームを導入すれば、その分より複雑な組成の衣類となり、リサイクルの難易度は上がります。
現在は使用済みのユニフォームを再度糸に戻してまたユニフォームを作るといった繊維to繊維のリサイクル技術も存在しますが、そのようなユニフォームを導入するためには非常に多くのコストが掛かり、切り替えるためには企業としての体力が必要になります。
結果的にいままで通りのユニフォームを選び、使用後は破棄をする状態が続いてしまう。これによって焼却時のCo2の排出は起こり続け、埋め立てによって土壌や水質の汚染も進む可能性があります。
企業の社会的責任
次に、企業の社会的責任(CSR)の観点です。企業は利益追求だけでなく、存続し続けるためには社会に対しても責任を持たなければなりません。そのひとつとして重要視される環境配慮への取り組みは、消費者はもちろんのこと、投資家にとって企業の成長性を測る重要な指標であり、企業全体のイメージにもつながっています。
消費しつづけてきた資材をリサイクルできる方法に切り替えていくことで、企業が持続可能な社会の実現に向けて努力をしている姿勢を示すことができ、結果的にステークホルダーからの信頼を得ることに繋がるのです。不用になったユニフォームの活用を模索することは、企業の社会的責任を果たすための重要な一歩と言えるでしょう。
はじめから全てを変える必要はない

「廃棄から再活用へ」この取り組みは一朝一夕で実現するものではありません。正直な話をすれば、リサイクルの取り組みをするよりも、これまでどおり廃棄をしつづける方が費用は安く済みます。新しい予算を捻出するための社内調整に労力が掛かる上、多数の拠点を持っている場合などは回収の仕組みづくりも一から必要になり、結果的にリサイクルへの切り替えを諦めてしまう企業が多いのも事実です。
しかしながら、初めから全量をリサイクルする必要はあるのでしょうか?
全てを変えるための準備をしている間も、廃棄物による環境汚染は進み続けます。
”何もしない” 状態から、”何かをはじめた” という一歩目が非常に大切なのではないかとGREEN FLAGは考えています。
リサイクルの一歩目をサポートするGREEN FLAG
GREEN FLAGでは、取り組み内容が目に見えて分かりやすいカタチへのアウトプットアイデアと、実施しやすい費用感で、企業の皆さまがリサイクルのお取組みに踏み出す一歩目のサポートプランをご用意しています。
オリジナル原料でつくるノベルティコースター
展示会、周年記念、企業説明会、プロモーションなど、企業の色を出したい機会に活用できるアイテムとして、不用なユニフォームを原料にしてオリジナルのコースターを制作できるシンプルなパッケージプラン。
これまで廃棄していたもの全てをすぐにリサイクルへ切り替えることは難しいと考える企業の皆さまも、いまあるご予算の中で開始できるミニマムなリサイクルで、これまで着手できなかった新しいサステナビリティの取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
オリジナルコースターの製造プロセス
まずはお預かりしたユニフォームについているボタン、ファスナーなどを取り外す前さばき作業を行います。
その後ユニフォームを解繊機に投入して繊維状に戻し、フェルトシートを生成します。仕上げに150℃程度の熱プレスで硬質のボードへと仕上げます。
前さばきは工場がある岡山県内のB型障がい者就労施設で実施し、社会福祉への貢献にもつなげています。また、Rebornfiber®は硬質でありながら製造工程で接着剤と水を一切使用しないため、環境負荷の少ない製法であることも特徴です。
完成した硬質ボードは加工現場へと送られ2次加工を行います。コースターの形に型抜きを行い、表面に企業ロゴなどの印刷を施して完成です。 ご希望があれば個装袋入れや他のアイテムとのアッセンブリも対応しております。
【お取組みの費用について】
GREEN FLAGではお客様のご予算から逆算したお取組みボリュームをご提案しています。
お取組みのコストの内訳には以下の3点が含まれます。
●オリジナル原料のRebornfiber®ボード製造費用
●コースターの制作費用(加工費)
●余剰分のリサイクル委託費用※
※余剰分のリサイクル委託費用とは、コースターとしてアウトプットしきれない量の廃棄繊維をお預かりした際に必要となる費用です。コースターを製造する際に必要となる繊維量とイコールになるように廃棄繊維をお送りいただける場合にはこちらの費用は発生しません。
お預かりできる廃棄繊維の量も予算に応じて幅を設けており、例えば総額で50万円以内でお取組みをご希望される場合、お預かりさせていただくユニフォームの量は最小で100kg以上~最大で600kgまでとなります。また、このご予算内で制作できるオリジナルコースターは最大2,000枚程度となります。
お取組みの流れとメリット
お客様のほうで行って頂く作業は以下の2点のみです。
●ユニフォームの回収(社内回収)
●指定場所への発送
必要量をまとめて1度にお送りいただいても、集まり次第小分けに発送していただいても問題ありません。
ユニフォームをお預かりしたあとの作業については全て当社にお任せください。汚れなどがあるユニフォームが混ざる場合も、こちらで選別を行いますので基本的には回収したままの状態で送り込みをしていただけます。
この取組みの最大のメリットは、少ないボリュームからでも社内外の目に触れるようなサステナビリティの取組みにチャレンジできるという点です。
現在のサステナビリティに関する取組みの中で一般の生活者に認知されるようなものは、大抵の場合が大企業による取組みです。
サステナビリティへの関心と意欲は大企業に限らず中小企業も持ち合わせせているはずなのに、規模感や内容の問題で、なかなか人に知ってもらう機会をつくりずらいというのが現状かと思います。
自社のユニフォームを原料にしてつくるノベルティは、その企業を想起させる「色」がしっかりと表れ、そしてRebornfiber®の特性上、見る人が一目でリサイクル素材であることが分かるという良さがあります。
その特性をうまく活用すれば、例え少ないボリュームからであってもしっかりと社内外に対して、自社の取組みを周知できる上、自社の社員に対しても、リサイクルに対する意識を高めることが期待できます。
GREEN FLAGのユニフォーム再材料化サービス
不用なユニフォームを新たな形で活用するためのサービスとして、GREEN FLAGでは独自の技術を活用し、廃棄繊維の再材料化の取り組みを行っています。再材料化によって出来上がるフェルトボード(Rebornfiber®ボード)は、厚みや硬さの調整が利き、吸音性・断熱性・通気性のある機能性ボード材です。
今回ご紹介した、小物に加工をしてノベルティなどで活用することはもちろんですが、機能性を活かした壁面吸音パネルや床下の断熱材、意匠性を活かした家具造作の材料など、活用の幅はアイデア次第で無限に広がります。
お客様からお預かりしたオリジナルの”原料”による、オリジナル繊維ボードの制作は、最小60kgの廃棄繊維からお取組みができますので、試しにどんなものが作れるかチャレンジしたいというご相談も大歓迎です。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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