コラム
2023/11/27
【FAQ】再生繊維フェルト材について、よくある質問をまとめました
こんにちは、GREEN FLAGの横倉です。
事業をスタートしてから早半年、たくさんのお客様に再生繊維フェルト材へ興味をもっていただくことができて大変嬉しく思います。
ここでは、再生繊維フェルト材についてお客様からよくいただくご質問と、その回答をおまとめしました。
お問い合わせの前に解消しておきたい、ちょっとした疑問解消のお役に立てたら幸いです。
目次(読みたいブロックにジャンプします)
製品について
●接着剤は本当に使用していないの?●素材のラインナップは2種類のみ?
●硬さはどのように調整してるの?
●36版ってどんなサイズですか?
●それぞれの重さが知りたいです
機能について
●機能的な特性は何があるの?●水にはつよいの?
●屋外で使用する場合はどうしたらいいですか?
加工について
●形状加工は何ができるの?●機能性付加加工は何ができるの?
●2次加工の実績が見たいです。
製品について
Q.接着材は本当に不使用なんですか?
A. はい、不使用です。GREEN FLAGの再生繊維フェルト材は「廃棄繊維」と「融着繊維」の配合で製造しており、接着剤は一切使用しておりません。そのため、ホルムアルデヒドやVOC等の有毒物質の検出も無く、安全性が高い素材となります。
Q.素材のラインナップは2種類だけですか?
A. 現在製造しているのは混紡材(青みがかったグレー色)と麻材(薄いブラウン)の2種類のみとなります。今後の展開として、現在協力先との提携により廃棄繊維の色分けによるカラーバリエーションを準備しており、今後カラーのラインナップは拡充ができる予定です。またお客様のオリジナルボード製造であれば、色味は原料と相関するためお客様のオリジナルカラーを生み出すことも可能となります。
Q.硬さはどのように調整してるのか教えてください。
A. 再生繊維フェルト材の硬さは、繊維の混率と融着繊維(バインダー材)の配合で調整をしています。より硬いボードにするためには、麻やケナフ等硬めの天然繊維を混紡させたり、バインダーの比率を上げることで硬度がある製品が仕上がります。
Q.36版ってどんなサイズですか?
A. 36版=910mm×1820mmサイズです。土木建築業界で一般的に使用される規格サイズとなります。
GREEN FLAGの製品はすべてこの910mm×1820mmで製造されています。またもしハーフカットやご希望のサイズがある場合は、弊社でカット後に納品をさせていただくことも可能です。
Q.それぞれの重さが知りたいです
A. 当社の規格材の重量はそれぞれ下記の通りです。
1mm厚・・・約800g
5mm厚・・・約4kg
10mm厚・・・約7kg
同じ厚みでも硬さを出すと繊維の密度が増すため、重量も増えます。
機能について
Q.機能的な特性は何があるのでしょうか?
A. 吸音性、通気性、緩衝性、断熱性などの機能的特徴があります。
繊維の特性がそのまま素材の特性になるとイメージしてもらえると分かりやすいです。
Q.水にはつよいの?
A. 繊維ボードのため水にぬれた場合は吸水し、その後自然に乾燥します。水濡れによってほぐれてしまうといった心配はありません。
Q.屋外で使用する場合はどうしたらいいですか?
A. 雨などで濡れても型崩れをする・崩れてしまうといった心配はありませんが、あまり水を浸み込ませたくない場合は後加工にて撥水剤を吹き付けることをお勧めします。
加工について
Q.形状加工は何ができるの?
A. 0.5mm~1mmは縫製が可能、家庭用ミシンでも縫うことができます。一般的な生地と同様の扱いで形状加工を行ってください。硬質のボード材については、カットや接合などは木材と同様の技法で加工をしていただけます。
Q.機能性付加加工は何ができるの?
A. 含浸または塗装で機能性を付加できます。当社の制作実例では撥水加工・防炎加工は検証済みです。
Q.2次加工の実績が見たいです。
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