サステナブル×吸遮音のワークスペース

廃棄繊維を主原料に作られたRebornfiber®ボードの機能性を生かすオフィスの空間づくりアイディアのご提案です。

急速なオンラインの普及に伴いビジネスでオンラインミーティングを行う場所を必要とするシーンが増えましたね。既存のオフィス内へ新たにワークスペースを設けようと計画する企業様も多いのではないでしょうか。

Rebornfiber®ボードは元々多孔質な素材特性上、吸音性と遮音性を兼ね備えており、現在その性能を更に高められる製法を取り入れた新たなバリエーションもご用意しています。

吸音性で空間内の音響を快適にし、遮音性でブース外での仕事環境も守られる。Rebornfiber®を取り入れたワークスペースは、資源の有効活用で働く人の快適さを叶えられるサステナブルなアウトプットアイディアです。

※オフィス空間の画像はアイディアを伝えるための生成イメージとなります

Rebornfiber®は僅か60kgから、お客様が回収した古繊維を原料にしたオリジナルボードの製造が可能です。

これまで廃棄の運命を辿ってきた作業服やユニフォームを資源化し、自社のオフィスを快適にするための吸音材として新たな役割を与えて、サステナビリティのある価値を提供します。

また自社で排出している古繊維が無い場合でも色味の別注対応を承っています。規格材はデニム端材のブルーの色味が際立つ混紡材と、コーヒー豆の麻袋の風合いを反映した麻材の2種類となりますが、別注製造にて原料となる古着の色分け作業を行いご希望の色味で吸音ボードの製造が可能です。(厳密な色指定はできませんのご了承ください）

Rebornfiber®は全ラインナップで吸音性・遮音性を持っており、厚みと硬さによって性能には違いがあります。

●硬質ボード(RD/RHシリーズ)

硬質ボードは遮音性に優れており、厚みが増すほどその性能は高くなります。

規格材5mm、10mm、20㎜の３バリエーションで実施した音響透過損失試験データをご覧ください。

混紡材(RD)音響透過損失試験

麻材(RH)音響透過損失試験

●ソフトボード(RDQシリーズ)

空間内の反響音を減退させることで快適な空間を叶える吸音性には、多孔質で空気の層をもっていることが必要であることから、Rebornfiberを柔らかい状態で加工したRebornfiber®Q-onが吸音性能に優れています。

吸音性に特化したソフト1層タイプと、間に硬質材を挟み込む混むことで吸遮音のバランスを叶えた3層タイプの2種類をご用意しています。

●繊維廃棄物を主原料にしたサステナブルな新素材

●国産デニムの端材を使った混紡材(RDシリーズ)とコーヒー豆の輸入用麻袋を使った麻材(RHシリーズ)を展開

●厚さ0.5㎜から最大20㎜まで製造可能

●ワークスペース壁面への活用におすすめな厚み：10mm厚

✔環境と人に優しい素材

再生繊維フェルトボードは廃棄繊維を主原料にしており、製造過程で水や接着剤を使用せずに100％繊維で構成されています。そのためホルムアルデヒドの検出も心配はありません。環境評価が高いだけでなく、人にも優しい素材となります。

✔繊維ならではの吸音性

再生繊維フェルトボードは繊維を積層させることによって生まれる多孔質な特性から、優れた吸音性を持っています。展示ブース内での騒音の軽減や快適な空間づくりに一役買い、同時に環境への優しさも追求できます。

✔再資源化が可能

展示会の会期が終了し、使用済みとなったボードは、再度資源として循環させることが可能です。設計段階から環境への配慮が求められる中、再生繊維フェルトボードは資源循環の観点からもエコ建材の新しい可能性を切り拓きます。

GREEN FLAGでは、お客様のサステナビリティプロジェクトを素材製造からサポートさせていただいております。
「自社で排出している廃棄繊維を資源化して活用したい」「Rebornfiberでこんなものが作れないか」など些細なことでもお気軽にお問合せください。

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執筆者


Noriko Yokokura
再生繊維フェルト材を軸としたサーキュラーエコノミー事業を展開する株式会社GREEN FLAGの営業企画を担当。
廃棄衣類ゼロを目指す事業推進を通じて学んだ知識を活かし、環境問題や社会課題について
みなさんにわかりやすいカタチで発信します。

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