店頭ツール
エコ素材のディスプレイ・SPツール|店頭向け・展示会向け
2024/01/15
資源循環性を考慮したディスプレイ・SPツール
ディスプレイやSPツールにも、サステナビリティへの配慮が欠かせない時代になりましたね。
しかしながら再生素材を使用する際、「コスト面と加工性がネックになる」というお声を多く耳にします。
GREEN FLAGの再生繊維フェルトボードは、それらの課題解決を目的に、他業界の資材製造ラインを併用することで低コストを実現し、また厚みのラインナップに幅を持たせることで、様々な2次加工に対応できる再生素材を展開しています。
繊維の表情が現れた表面は、木材やアクリルなどの従来の資材とは一味違った意匠で、スタイリッシュでありながらも有機的で温かみのある空間表現を叶えます。
再生繊維フェルトボードのメリット
✔導入しやすいコスト感
再生繊維フェルトボードは、岡山県の自動車内装材を製造する工場の製造ラインを併用しています。そのため専業の工場よりもコストを抑え、再生素材でありながら従来の資材と同等の費用感で導入できるような単価を実現しています。
✔環境評価が高い素材
再生繊維フェルトボードは製造時に水を使用せず、また接着剤も不使用のためホルムアルデヒドの検出もありません。環境にもやさしく、またその空間で過ごす人にも優しいサステナブルな素材です。
✔加工の自由度が高い
再生繊維フェルトボードは、様々な加工に適用するために幅広い厚みのラインナップを展開しています。
最薄は0.5㎜厚から、最も厚いもので20㎜厚まで製造可能。薄型は布のように縫製加工ができ、厚いものは木材と同様の加工に対応しています。
お客様が表現したい空間に合わせた厚みを選択できることであらゆるアイデアをかたちにすることが可能です。
資源循環を視野に入れたオススメの加工方法
ディスプレイ・SPツールでは、展示期間が終了した後の、資材の処理を考慮をした設計が必要になります。
再生繊維フェルトボードは素材の分別を行えば再度新しい資材の原料として循環が可能なため、制作時点から解体時に分別しやすい仕様で設計を行うことでサーキュラーエコノミーの実現も可能になります。
部品いらずの組み立てが可能なスリット加工
●トムソン、レーザー加工などでスリット加工ができるため、接合パーツを必要としないディスプレイに仕上がります。
●10㎜厚の36版サイズで約7kgと再生材の中では軽量な素材のため、持ち運びも◎
●コンパクトな輸送により輸送時の排出ガス削減にもつながる環境を考えたディスプレイを実現できます。
推奨の厚み
再生繊維フェルトボード5mm、10mm
Vカットによる曲げ加工
接着材不使用繊維100%のフェルトボードは繊維同士が絡み合って形成されているため、Vカットによる1㎜程度の繋ぎ目でも割れずに曲げることができます。接合パーツを必要としない立体物は、資源循環の視点はもちろん、すっきりとした見た目により、ディスプレイのクオリティアップにも寄与します。加工は木材と同様の機器を使用できます。
推奨の厚み
再生繊維フェルトボード5mm、10mm
仕上げ材として貼り合わせ
再生繊維フェルトボードは最薄で0.5mmから展開しているため、表面の仕上げ材として内材へビス留めなどで貼り合わせることも可能です。
ビス留めであれば撤去時に素材の分解作業も簡単なため、資源循環までを視野に入れたディスプレイを実現できます。
推奨の厚み
再生繊維フェルトシート0.5mm、1.0mm
再生繊維フェルトボード5mm
※画像のディスプレイは木製の内材にビス留めで素材を貼り合わせて製造しています。
素材(再生繊維フェルトボード)について
●繊維廃棄物を原料につくられるサステナブルな新素材(混紡材・麻材)
●重さ:1mm約800g/ 5mm約4kg/10mm約7kg
●1枚あたりのシートサイズ:36版サイズ(910mm×1820mm)
●最低販売枚数:5枚~
GREEN FLAGでは材料としての販売はもちろん、アウトプットの製品化までワンストップでお引き受けいたします。
再生繊維フェルト材のご活用を検討されているお客様、株式会社GREEN FLAGへお気軽にお問合せください。
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